準備

まず、各パーツを同封の説明書どおりに組み立ててください。※注意※
■火おこしは、必ず屋外で、まわりに燃え移るものがないところで行ってください。
(風が強い場合も火が付きにくいだけでなく、火の粉が飛び散ることがあるので、無風か微風のときにチャレンジしましょう。)
■消火のための水を用意してください。
■お子様だけで行うことは避け、大人が必ず付き添ってください。※TOPページに、「火のおこし方」の動画がありますので参考にしてください。

火だねを作るまで(TRY-1)

まず、各パーツを同封の説明書どおりに組み立ててください。※注意※
① ヒキリ板を足でしっかり固定します。
② 両手で横木を持ちゆっくり下げると芯棒が回転します。
③ ロープが伸びきる少し手前で力を抜くと、反動で自然にロープが芯棒に巻きつき、横木が上がっていきます。
④ この上下運動をしばらくゆっくり繰り返し、芯棒がスムーズに回転するようになったら、少しずつ力を入れていきます。この回転による摩擦で火をおこします。
⑤ はじめは、キュッキュッと鳴っていた音が、シュッシュッという音に変わります。
<POINT>
・まずは安定して回転させることが大切です。
・ヒキリ板はしっかり押さえて固定しましょう。

火だねを作るまで(TRY-2)

① 木と木が摩擦し合っている手応えを感じるぐらい力を加え、回転させます。
② しばらくすると煙が出てきます。出てこない場合は、もう少し力を加えてみましょう。そのあとに黒い木の粉が落ちてきてV字刻みにたまってきます。
③ V字刻みに黒い木の粉があふれるぐらいになったら一気に回転を速くします。
④ このとき煙が出てもさらに回転を続ける事が大切です。
⑤ 十分だと思ったところで回転を止めます。すると黒い木の粉の中に小さな火だねが出来ています。
<POINT>
・回転運動で出来たヒキリ板のV字の割れ目は、細すぎず、太すぎず。
・ヒキリ板のV字の下に紙片を置いておくと、火だねが出来たあと、カンナくずなどへの移動が楽です。
・煙が出てきてもすぐに回転を止めないで、ヒキリ板に穴が開くぐらいまで回転運動を続けよう。

火だねを炎にするまで(TRY-3)

① ヒキリ板を火だねから、そっと離します。
② 紙片を取り上げて、火だねをカンナくずに移します。
③ 火だねを消さないように、また火だねに力を与えるように息を吹きかけながら、カンナくずの中の火だねを徐々に大きくしていきます。
④ 火だねが親指の先ぐらいになったら、木屑などの燃えやすいものを足して少し強く息を吹くと炎がボッと上がります。
<POINT>
・小皿などにカンナくずを一握り盛って、山の頂上に火だねが入るぐらいの穴を開けておきます。
・その中に火だねを入れたら、火だねを大きくするように息を吹きかけます。
・火だねが大きくなってきたら、少し強く息を吹きかけます。
・煙が目に入って痛くなるぐらいになったら、一気に炎にするように息を強く吹きかけます。

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THE FIRE WOODで簡単火おこし

当社の火おこし道具「THE FIRE WOOD」は、「舞ぎり式」「弓ぎり式」「手もみ式(きりもみ式)」の3種類です。すべて当社で企画・製作したオリジナル商品です。

1992年に製作・販売開始し、個人のお客様はもちろんの事、学校教材やボーイスカウト、歴史博物館などの体験学習に数多くご利用いただいています。

ちょっとしたコツを覚えれば、小学生でも火がおこせるようになります。